2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

週末の外泊

週末、明日上の息子がお見舞いに来るという。 嬉しい事に今朝願を出した週末の外泊だが、採血の結果が悪くないということで、許可が下りた。 上の息子は三十歳半ばすでに結婚して妻と子供が二人いる。 社会に出て会社勤務、結婚、子育て・・・と流れの中を走…

死は死んだ・・・

月曜日に抗がん剤ベルケイドが点滴され、前後にデカドロン40錠を飲んだ夜は比較的ウトウト眠れたが、次の日(火)の夜がよくなかった、よく眠れなかったのだ。 眠れないと言っても頭がパキパキになって眠れないのではなくて、どこかドョ〜ンとした曖昧な眠れ…

ベルケイド入る

いよいよベルケイドによる抗がん剤治療が始まった。 現在のところ日本ではベルケイドはまだ認証からさはど日が経っていなく、臨床の数も少ないという理由で他の抗がん剤との併用は認められていない。 欧米では他の抗がん剤との併用や、病状の初期の使用もす…

抗がん剤ベルケイド

一昨日あたりから熱は出なくなり、胃の重みもとれて落ち着いてきている。 相変わらず夜中の寝汗は続いているが、発汗量も一時のことを思えば少なめになっている。 時々胸骨や肋骨に軽い痛みが走ったりしていたのだが、それも徐々に治まってきている。 ステロ…

入院生活

20日の朝に入院。 用意されていた部屋は二人部屋で少しは助かる。 同室のもう一人の人はリンパ腫で入院して、自家移植をしてリンパ腫そのものは抑え込めて落ち着いているらしいのだが、肺に問題が起きて肺が少しづつ縮んでいて小さくなって来ているという…

再発

骨病変が再発した。 金曜日あたりから夜に39度台の高熱が続いていた。 今日受診した。 インフルエンザの恐れもあるというので、別室に案内されインフルエンザの検査と、採血4本分、採尿があり、待つこと一時間あまりで結果が出てきた。 インフルエンザは…

禍々しい

今月の初め何となく歯茎が浮いたような感じがしていたが、歯磨きをしている時に歯ブラシで傷をつけてしまった。 その後歯茎がだんだん腫れてきて、とうとう痛み出して腫れているのが顔にも表れてきた。 先週初めがんセンターの口腔外科に予約を入れて受診し…

厄払い対祭囃子

今月に入ってから何となく身体の調子が思わしくない。 どうやら体調は下降期に入っているようである。 昨日午前中朝飯のお粥を少し残して、ケダルイ気分のままネットを覗いていると、突然ドンジャン、ドンチンジャンと鉦や太鼓の尋常ではない音がし始めて、…

心のノート

数日前の産経ニュースに 《文部科学省は道徳心育成を重視して小中学生に配布していた道徳教育補助教材「心のノート」は廃止にされる方向》であるとしてあった。 《「心のノート」は、道徳教育を充実させるために文科省が作成。全国の小中学生全員を対象に、…

選択的夫婦別姓

先の衆議院選挙での政権交代から初めての国政選挙である神奈川と静岡の参議院補欠選挙が始まった。 その内神奈川選挙区では 《自民党は、「若さ」「女性」をキーワードに前横浜市議角田宏子氏(42)を候補に選んだ。角田氏は、子育て支援策の拡充のほか、…

老眼

日本文学全集を取り出して日中読んでいるのだが、上下の二段組でとにかく文字が小さい。 文庫本よりもさらに小さい文字なので、眼鏡を掛けないととても読めない。 そこで嫁さんの老眼鏡を借りて読んでいたのだが、最近文庫本どころか、普通の本を読む時も、…

新しい社会のパラダイム

八月の衆議院選挙の際に民主党が掲げたマニフェストの中で目玉のように扱われたのは、15才未満のすべての子供に一律に育児手当てを出すという公約であった。 これに対して先の自民党総裁選挙で立候補した西村議員などは高所得者にまで出す必要はないので、…

宮本百合子 『風知草』

戦後、百合子と獄中にあった夫との往復書簡『十二年の手紙』があるが、戦後これを読んだあの渡辺淳一が男と女の究極の愛の記録と評したとあるが、その内実はどうであったのか・・・ 宮本百合子が戦後最初に書いた『風知草』という作品があり、この作品は網走…

自家移植より半年

今日から10月である。 自家移植から半年経過したということでがんセンターへ受診に行って来た。 血液検査の結果、白血球や血小板などの値は8月初めの頃とあまり変わりなく、普通の人の大体20〜30パーセント低い値であった。 その中でも血液中の形質細…