窃盗犯捕まる

 梅雨前線が南へ下がったにもかかわらず蒸し暑い。 週間予報を見ると関西の向こう一週間の最高気温が32〜33度の日が続いている。 最低気温が24度で、かろうじて熱帯夜はまぬがれているのはせめてもの救い。 夜はクーラーを切って窓を開けて寝るようにしているが、朝方3時半頃から新聞配達のバイクが来る。 マンションの二棟の間が通路になっているので、音はその通路の両棟に反射して増幅して開いた窓から室内まで聞こえてくる。 バイクは幾つかある新聞社の販売所から次々に来るので騒音は引きも切らない。 その音がようやくやんだ頃あたりが少し明るくなってきて鳥たちが鳴き始める。 その鳥達の鳴き声を聴きながら朝方の眠りにウトウトと再び誘われるが、しばらくすると南向きの部屋に差す日の光で室温が上がり今度は暑さで目が醒めてしまう。 たとえ寝不足してもその日何をしなければならない生活だから特段問題はないのだが、眠りたいと思っている時に眠れないと何かを損したような気分になってしまう。
 先日嫁さんの車のタイヤとホイールが盗まれたと書いたが、その犯人と思われる二人組みが捕まった。 44歳と29歳の二人組の窃盗犯で、被害は今年の初めから神戸を中心に240件ほどに上っているということである。 二人で組めばタイヤをはずすのなど10分もあれば済むだろうし、夜中に人気のない駐車場などを狙えば結構バレないですむだろう。 窃盗としては割りがよい仕事(?)と思われる。 嫁さんの車は車両保険に入っていたので、免責分の5万円で新しいタイヤに入れ替えた。 犯人達は主として高級車のタイヤを狙っていたというから、この件の主たる被害者は保険会社かもしれない。 競争社会が進み社会が格差化するにつれて、このような犯罪が今後増えるのは間違いないと思われる。