タイヤ盗まれる

 梅雨に入り蒸し暑い日々が続いている。 この先3ヶ月間ほどこの暑い夏が続くかと思うとうんざりする。 とくに都会のマンション暮らしでは昼も夜もクーラーなしでは過ごせない。
 古民家に関わっていた数年間の期間日々肉体労働をしていた。 この期間夏は毎日汗を流して働いていたわけだが、暑い夏が嫌だとは思わなかった。 蒸し暑い日などはアゴからポタポタ汗を垂らしながら仕事をしていたが、夏はむしろ好きな季節であった。 仕事を終えて風呂へ入り酒を飲み、酔ってバタンキューで眠りについて、目が覚めると次の日の朝だった。 クーラーなしで寝ていて夜中暑かったとか寒かったとか何も分からないまま朝を迎えていた。 あれらの日々は爽快そのものであった。
 嫁さんの車のタイヤが盗まれた。 車はオフも15年以上乗っているワーゲンがあるが、嫁さんも今年の初めに買ったプリウスがあるのだが、そのタイヤ4本盗まれた。 車はマンションの少し奥まったところの駐車場に置いてあったのだが、タイヤのあるべきところにブロックが置いてあり、その上に車は乗せてあった。 犯人はブロック4個を持参して置いていき、代わりにタイヤ4個を盗んでいったというわけだ。 タイヤもさることながら、最近は値段が張るカーナビなどが盗まれているいるようである。 盗んだ品々はネットのオークションなどで転売してさばかれているらしい。 世知辛い世の中になってきている。

 政府は全国約200の医療機関で未承認薬を使用可能にする方針を固めたとある。
 http://www.sakigake.jp/p/news/science.jsp?nid=2010061501000891
 外国などですでに使われていて、それなりの実績や効果をあげている抗がん剤などの薬を、未承認の段階でも使えるような法改正をするということらしい。 新しい治療法を待望する患者側にとってはうれしい朗報となる。 医師会などの反対が予想されると言うが、現場で病気と向き合っている一人一人の臨床医たちがこれに反対するとは思えない。 問題は薬害などが出た場合の事後の対応や責任の問題をどうするののかということなのだろう。 民主党などの社会主義的な大きな政府の考えに沿えば、全面国家の補償ということになるのだろうが、現実的には低成長で少子化社会、税収が上がらないのが実情である。 国債を膨らまして借金してまで保障していてもそのツケを先に送るだけである。 そうであるならばある程度リスクもあることを使用する側も承知し、同意した上での使用という方向に持っていくのがベターだろうと思う。