無料サービス

 昨日NHKの「クローズアップ現代」で無料ビジネス舞台裏というのをやっているのを見た。
 その番組のインフォメーションには・・・
  ≪無料で読める電子書籍、無料で話せる国際電話、無料で楽しめる携帯ゲーム、無料で話題を呼ぶ最新の電子カルテシステム...。 今、一体どのように採算が取れているのか理解しがたいほどの"無料ビジネス"が急速に広がり、注目を集めている。これらのビジネスモデルは、従来のような広告収入で成り立つフリーペーパーや、最終商品に価格転嫁するお試しサンプルなどとは決定的に異なり、"タダ"から巨額の冨を生み出すことに成功しているのだ。・・・・今後も成長を続けると言われ、様々な業種に影響を及ぼすと予想される"無料ビジネス"の不思議な舞台裏を探り、その将来を考える・・・≫ とある。
 このようなビジネスが成立するのは、技術革新により情報通信費用が限りなくゼロに近づいているいるという背景もあると指摘されていたが、ほんの少し前には考えられなかった変化である。
 つい先日内田樹氏がブログに<グーグルの存在する世界にて>http://blog.tatsuru.com/2010/03/05_1307.php というタイトルで<グーグルのビジネスモデルは「利用者はサービスに課金されない」というものだから、より実用的な情報環境を求める利用者の不可避的増加を止めることは誰にもできない>と書いていた。 世界にそのようなモノがいったん出現した以上、それ以降それを抜きでこの世のことは語れなくなったという訳である。 21世紀に入りグーグルなどの出現でインターネットの世界は変化し、その変化は現実世界の各分野に遅からず大変革をもたらすことは間違いないだろうと思われる。  オフも<はてな>というサイトがどのように運営されているのかよく知らないまま、こうして<はてな>に日記を書いている。 知らないまま書いているのだが、オフの書いた日記が<はてな>に保存されていて、読みたいときに開けば無料で読める。 オフだけでなく、子供や友人やさらにオフの知らない不特定な誰でもがそれを自由に読むことが出来るようになっている。 今ではこんなことは誰もがごく当たり前のことのように思っているが、少し前には考えられないことだったのだ。
 弟から、軽トラックどうなっているのだ?と電話が入った。 古民家の改装をしていた時に使っていた軽トラのことだが、10年以上前の車で軽トラなのに走行距離も10万キロ以上になっていて、昨年の秋で車検が切れて嫁さんの友人宅に預かってもらったままになっている。 廃車手続きをしなければならないのだが、印鑑証明がいるとのことでそのままになっていた。 弟はもし今使っていないのだったら譲って欲しい、と言うのだ。 こちらとしては渡りに船の話しである。 弟はこれまでも軽トラに乗っていたが、その車が先日とうとう壊れたとのことである。 たしか弟が乗っていたのはオフの車より古いボロボロの軽トラだったと思う。 弟はおかしなヤツで、以前にもカブトムシと言われていた昔のワーゲンを雨漏りするくらいになるまで乗っていたが、そんなボロボロの車に乗っていることを自慢したいタイプなのである。 
 明日より7クール目の抗がん剤の点滴が始まる。 これまでと違って5週で4回の点滴となるから、週一回で金曜日に一度の点滴が4週続き、その後1週間お休みの週が挟まることになる。 現在もこれまでまで入った薬による足の痺れなどの有り難くない副作用は続いているが、間隔が空くことで再発のリスクは幾分高まるだろうが、副作用の進行が少しは遅くなるのは嬉しいことである。