全身の痺れ

 またもや3日間ダウンしていた。 前は激しい下痢症状でのダウンだったが、今回は全身のだるさ、と言うか全身の痺れによってである。 起き上がることすら辛くてベッドに倒れ込んでいた。 内臓がが働きを止めて胃腸が痛み、眠っても眠っても身体がだるく起き上がれない状態が続いていた。 これでいよいよ頼みの綱のベルケイドも効かなくなってしまうのだろうなぁ・・・と寝ながらボンヤリ思っていた。
 昨日は病院へ出掛けて点滴を受ける日だったが到底行けそうもなかったのでキャンセルを入れた。
 昨日の夕方頃からそんな状態から抜け出した。 きっかけは下痢だった。 昼過ぎにこの間なかった便意がありトイレへ行くと下痢ではなくて便が出た。 その後から軽い下痢症状が始まった。 その度に身体から痺れ感が抜けていき楽になっていったのだ。 今にして思えば、点滴の後下痢が始まりそのつど下痢止めを飲んだのだが、それが効きすぎたせいで内臓の動きが止まり、薬が抜けなくなり全身に広まったのだろうと思う。 最悪の状態の頃は皮膚がパンパンに張っていたが、今はそれが少し緩んでいる感じだ。 考えてみれば下痢というのは体内に入った毒を排出しようとする身体の窮余の反応なのである。 それを無理無理に止めるのは逆に危険なことでもあるのだ。 それにしても点滴の度このような綱渡りのようなことが続くと思えば嫌になる。 明後日点滴の予定日で、その次から点滴の薬の量が減らされる予定だから少しは楽になるだろうか。  
 今も軽い下痢状態は続いているのだが、三度の食事は食べることが出来る状態なので続くままにしている。