空芯采

 空芯采(くうしんさい)を食した。http://images.google.co.jp/images?hl=ja&source=hp&q=%E7%A9%BA%E8%8A%AF%E8%8F%9C&lr=&um=1&ie=UTF-8&ei=uQmqStDEDZOCkQXd7fmVBg&sa=X&oi=image_result_group&ct=title&resnum=4
 先日生協で空芯采が売られているのをみてさっそく購入した。 空芯采は中華料理ではエンサイなどと呼ばれている野菜であり、中国だけでなくタイやベトナムなどの東南アジア各地の庶民料理にポピュラーに使われている菜っ葉である。 癖のない淡白な味で、見た目で似ているほうれん草のように食感が柔らかくなく、またモロヘイヤのようにゴワゴワしていない。 強火で炒めるとシャキシャキとした食感が心地よく美味しい。 同じように炒め物に合う中国野菜ではターッアイがあるが、それよりもさらにシャキシャキ感がある。 その訳は名前が現しているように茎の内部が空洞だからである。 今日はお昼にチャンポン麺の一具材として使ったが、おそらくサッと茹でて酢の物にしても美味しいと思う。 ちょうど加賀野菜の金時草の酢の物ような感じだろうと思う。 今夜でも残り半分を酢の物にして試してみるつもりである。 おそらく日本で栽培されたものだろうから、今後チンゲン菜のようにスーパーなどで定番野菜として売り出されることになる日は近いだろうと思う。
 レシピ解説では ≪炒めるのが一番ポピュラーなようで、その味つけにはお国柄が表れます。中国ではニンニクと塩で簡単に炒めたり、腐乳と呼ばれる発酵した豆腐でちょっとクセのある味つけをしたり。タイの「パップン・ファンデン」は、味噌のようなタオチオとナンプラーでこってり味です。もちろんベトナムでも空芯菜炒めは定番ですが、お浸し風にしたり、専用のカッターで茎を細く切ってサラダにしたり、食べ方もさまざまです。≫ とある。