通風ドア

 先日業者に頼んでマンションの入り口のドアにアルミサッシ製の通風ドアを取り付けてもらった。 マンションの備え付けの鉄製のドアの外側に、アルミ製の網戸とガラリ戸が付いた通風ドアを取り付けた。 アルミドアを閉めっぱなしでも北側に面したドアや、南側ベランダ側のサッシ戸から風が出入りして室内を通り抜けていくようになった。 マンションといえば鉄製の頑丈なドアとコンクリートの壁で仕切られたボックスの中での生活であって、内部の生活は空調の冷暖房機を使うというのが生活スタイルが常識になっている。 だが、高温多湿の日本の夏場は出来るだけ外気を室内へ取り入れる方が快適なのは言うまでもない。 公団形式のマンションの場合一般的には入口が西側か東側で、南北の窓を開け放っておけば室内を風邪が通り抜ける作りになっている。 だがエレベーターではなくて階段を登る作りになっている。 これは日本の気候にあった形式だが、エレベーターがないので、せいぜい高さは5階まとなる。 それ以上の高さのマンションとなると、一般的には南側がベランダで北側に各部屋の入口が並んでいる外廊下という形式になってしまう。  その場合入口の鉄製のドアを閉じると南北の風が室内を通り抜けなくなってしまうという欠点がある。
 今はまだ本格的な夏前だから、入口のドアのガラりを開いておくと室内を風が通り抜けてかなり快適である。
 来年、体調が戻っていれば、現在の和室の四畳半の和室の押入れをつぶして廊下にして、リビングの一部をクローゼットにする仕事を手前でやってみようと今から楽しみにしている。 だが一つ問題がある、それは問題は材を加工する下仕事をする場所がないことである。 リビングにビニールシートを敷いて仕事をするしかないだろうなぁと思っている。