スペアリブ

 運転免許書の書き換えに出掛けた。 更新が来月半ばまでなのだが、先日TELで今はまだ田舎へ帰るほどの体力がないことを伝えると、住所を現在住んでいる須磨に移せば当地で書き換えが行えると教えられた。 わざわざ住民票を移さなくても、現在当地に住んでいることを証明出来るものがあればOKだということである。 警察庁のコンピューターのネットワークがあるので全国レベルでの確認や操作が簡単に出来るのだろう。 郵便局に田舎の住所へ届いた郵便物を当地へ転送する手続きをしてあるので、転送された郵便物を数枚持って更新センターへ出向く。 オフの免許証は再びゴールドに戻ったので二時間弱で住所の変更から免許書の書き換えも終了した。

 昨日は三日間焼き餃子を食べていたと書いたが、今日は昼はスパゲティと肉系の料理ばかり食べている。 と言うのも買い置きしてチルド室に入っている豚のスペアリブをそろそろ調理して処分しなければならない時期に来ていたからである。 病気になる前からだがオフは豚肉はほぼスペアリブしか買わなくなった。 それも脂身の少ないスペアリブを見付けた時だけ買っている。 オフは肉類は骨に近い所のものほどコクがあって美味しいと思うからである。 鶏肉なら断然手羽元である。 牛肉も同じようにスペアリブ(肉屋に頼んでおくないとなかなか手に入らない)であるが、数年前から牛肉はあまり食べなくなった。
 十数年前会社を売買した後、ベトナムを一人でフラフラ旅行していた時、ホーチミン市の屋台でベトナムの饂飩を食べた時その出汁がメチャ美味しかった。 屋台の出汁はベトナムではよくあるヌックナムという魚醤味だけではなくて、肉の骨も入っていて鶏味と、ビーフ味があって注文する時どちらかを選ぶことができた。 どちらを選んでもどちらもおとらず美味しかった。(ちなみにオフがこれまで食べた食材の内の鶏肉と海老で最高に美味しかった一品は、いずれもベてナムで食べたものである) 
 さて、もちろん昨日まで食べていた餃子の肉もスペアリブから切り取った肉である。 肉を切り取ったスペアリブの骨のところは饂飩などの出汁を採る時に水から放り込んで出汁をとり、それを饂飩を食べる時に骨にまわりに付いた肉も一緒に食べる。 恰好なんか構っていることはない骨に齧り付いて食べるんだよ、と教えると最近は美味しさが分かったのか、嫁さんもそうして食べるようになった。