将来人口

 昨日の熱は抗生剤を飲むとたちまち下がった。 何かの弱い菌が増えてそれが悪さをしていたのだろうか? 

 今日より橋本治氏著の「権力の日本人」を読み始める。 これは先に読んだ「双調平家物語」を著者が書いた時のメモノートのようなものである。
 橋本氏が平安末期の激動の時代をどう読み解いていったかを、ここにより克明に書かれれいる。 最低の資料も掲示されていて本編を読んでいなくても十分面白い内容である。

 先日紹介した社会実情データー図録http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/index.htmlの中の以下のデーターを見ながら考え込む。 
 人口の超長期推移という図録http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/index.htmlを見ながらである。 これで推定されている将来データーは国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推定人口」を基にしていているもので、まんざらいい加減なデーターとは思えない。 このデーターによれば今世紀の半ば過ぎに日本の人口は現在の人口の四分の一が減ってしまい、9000万を切るということである。http://www.ipss.go.jp/syoushika/site-ad/index-tj.htm
 その後は図録にある通りの減少で今世紀末には5000万を切ってしまい現在の二分の一以下になり、明治の初期の頃の人口程度になるという。 人口が減るのは必ずしもマイナスの面ばかりではないので、人口が減ってもどうということはないのだが、しかし、いろいろなことを考え込んでしまうものである。  また別のデーターでは、あと十年後の2025年には65歳以上の老人人口が3割を超え、従属人口(働かない人口)中で老年人口が5割を超えるというデーターもあり・・・長生きすることが、冗談ではなくてなんだかウシロメタイ時代がもうすぐ来るような気がするよ。