回復

ようやく昨日、大型空気清浄機が室外に出されクリーンルーム解除になった。

二回目の自家移植をしてから11日目でだいたいの予想通りの経過である。3月の16、17日に抗ガン剤アルケランの超大量投与が二日間続き、一日休んで19日にタンデム(2回の自家移植)が終わり、その後血液中に入ったアルケランによって骨髄の働きが抑制され、白血球の数がどんどん下がっていった。約3,000程あった白血球が23日には200、25日100、27日200、28日800、そして昨日(30日)7700と激増した。これは自力ではなくてグランという骨髄抑制を抑える薬が連日点滴されていたからである。今日、その数値は1万を越し、グランは中止になった。恐らくこの後何百台に急落する。とはいえ、危険な状態は当面過ぎた。これはあくまで数字だけのことで実感的には不快で苦しい副作用は変わりなく続いて行る。抗ガン剤を入れてから食事を出来ていないが副作用である口内炎の痛みが取れたら薄い粥を摂取しはじめようと思っている。食事ができるようになれば、4月半ば過ぎにも退院できるのではないかと期待している。