世界不況

 午前中生体機能検査、具体的には心臓エコー、心電図、肺活量などの検査を受ける。
 今後自家移植を控えているというものの今は検査入院のようなものなので比較的のんびり過ごしている。 看護師さんたちも検温、血圧測定の時以外は部屋に入ってこない。 マンションいた頃は三度の食事の用意を自分でしたいたが、今はそれもしないしテレビも頼んでないので、やることは本を読むかPCを覗くぐらいである。

 アメリカだが、どうやら金融システム不安が再燃して来たようで株価は大幅続落して6763.29ドル。
 シティグループが1.20ドル、バンク・オブ・アメリカも3.63ドル、自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が2.01ドル、ゼネラル・エレクトリック(GE)でさえも7.60ドル。 ここへ来てアメリカの金融システム不安が世界的な景気後退を一段と深刻化させている。

 FRB議長のバーナンキが底が見えない不良債権に苛立って上院でAIGの経営をヘッジファンド呼ばわりしていた。 ちなみにAIGの08年の赤字額は1000億ドル弱である。 09年度も不良債権の価格はさらに低下する。 しかしFRBはそのAIGへの資金の追加支援を止めることができない。 それをやると世界にばらまかれている不良債権がまさに紙屑になって世界経済はさらなる大混乱に陥るからだ。 
 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090304NTE2INK0204032009.html