チェンジ!

 昨日『双調・平家物語』について書いたら、pyonpyon21さんという方からコメントをいただいた。
 この方はオフがまだ前の日記を書いている頃から、時々星のマーク(はてなスターと言うのだが)を付けてくださっていた方である。 オフはただブログに日記を書くだけで、はてなスターに限らずブログの仕組みすらあまりよく知らないのだが、時々付くこの星のマークはずいぶんと励みになっていた。 この場でお礼を申し上げたいと思います。 なお、指摘の通り『双調・平家物語』は12巻ではなくて15巻まで続いているし、『権力と日本人』というノートも面白そうだし、手に入れて読んでみるつもりでいます。
 
 時事ニュースより

米金融大手ゴールドマン・サックスは16日、2008年の社員の平均年収が、前年の66万ドル(約5800万円)強から36万ドル強へ、約45%減少したことを明らかにした。 同日発表した08年9−11月期決算が1999年の上場以来初の赤字に転落するなど、金融危機拡大で業績が悪化したことを反映。業績に連動して支払われるボーナスの減少が響いた。 同社は米金融当局から公的資金を受け入れており、高給批判をかわすため経営トップがボーナスを辞退する意向だ

  オフの感覚からいえば、国から公的資金を受け入れてその上赤字を出している会社がボーナスを出すことが異常としか思えない・・・しかも半額近くに減らされても、まだ一人当たり3千万円以上あるというのはなぁ・・・日本の大企業の社長の給与の平均が3千万円ともいわれているのだよ・・・
 今日の<ある女子大教授のつぶやき>http://iiaoki.jugem.jp/というブログでは以下のような記述もあった。
 それによると

米CNNが経営再建中のJALの社長の倹約ぶりを取材し、それが11月中旬に放映されて、アメリカで反響を呼んでいるようだ。社長の報酬をパイロット以下にしたことや、都営バスで通勤したり、社員食堂の列に並んで会計し、昼食をとったりしている様子が紹介され、コメント欄に「米国のCEOはJALを見習うべきだ」との声が相次いでいるという。JAL広報部によると、スケジュール上、無理がある時や来客時以外は、原則「電車通勤と社食での昼食」という。・・・

 今回の経済不況を機にアメリカの社会や人々にもこの番組の企画は、会社というもののあり方のついて考えるきっかけ投げかけたと思う。  
 同じようにビックスリー緊急救済が議会上院で廃案になった原因も、ビックスリーの労働組合の上部団体が従業員の給与をトヨタなどの日本企業並みへの引き下げに応じなかった事が原因と訊いている・・・ビジネスとは勝つか負けるかであって、利益を上げたものが勝ったもの、と言われる最近のアメリカ社会を考え直すキッカケになるようなと報道を米マスコミはもっとなすべきである。 とにかくアメリカは世界の中心にあると思っている傲慢な人々の頭を切り替えることの中から、次への チェンジ!のステップが始まらねばならない。