報酬

 昨日から続いていた24時間小便を溜める溜尿が午前九時で終わった。 午前中頭頸部外科という訊き慣れない医部へ行って診察を受ける。 頭頸部というのを昔なら耳鼻咽喉と言っていたのだが・・・特に異常なしと言われて帰ってきた。
 午後から首から下の胸骨、肋骨、骨盤などのCT撮影を受ける。 一応オフの病名は多発性骨髄腫という血液の病気だが、その症状は骨に現れていて具体的には骨が痛むのである。 骨の中でも特に胸の骨が痛いのだが、そのためにデュロテップテープというものを身体に貼っている。 これは麻薬系の痛み止めの薬で、これを三日に一度身体に張り付けている。 おかげで骨の痛みはかなり緩和されている。 麻薬なので病院側の管理は厳密で、看護師は剥がした古いテープを取っておいてその数をチェックを受けていると言う。 この薬は貼るだけで済むしよく効くので大変ありがたいが、良薬口に苦しでいやな副作用がある。 顔の皮下などにブツブツが出来てそれが痒い〜痒い〜のである。 一時は4・2ミリグラムのものを2枚貼っていたのだが副作用が強いので、少々痛いのは我慢して今は1枚にしてもらっている。 少しはましだがブツブツや痒みはまだ続いている。 そのほか抗がん剤の副作用も味覚障害などとしていろいろ残っているのは、この麻薬を使っている影響もあるのではないかと思っている。
 病院では週末は検査がないので、一時帰宅が許される。 今日の金曜日の夕方帰って月曜日の朝の採血に間に合うように戻って来ればよいので、三泊の外泊が出来ることになる。

 ニューヨーク州のクオモ司法長官は、1000万ドル(9億円)を超える報酬を昨年受け取った証券大手メリルリンチの上級幹部らに対し、召喚状を出した。  クオモ長官は、賞与支給が証券取引法に違反するかどうかーーバンカメによるメリル買収合意がなされた9月、58億ドルに上る賞与支給で両社が合意していたことを開示しなかった点に問題があるかどうかーーを調査している。 2008年を通してメリルが支給した賞与のうち、金額トップ10人の総額は2億0900万ドル(180億円)に上り、1000万ドル超を受け取った幹部は11人いた。
 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090212AT2M1202212022009.html
 巨額損失を出しながら破格の報酬を得ていたメリル幹部に対するアメリカ国民の怒りは当分収まりそうにない。