読み、勘

 体調は昨日も終日不調が続いていたが、今日午後から少し上向いてきた。 これは毎度書いているが現在食欲がまったくないのだが、お腹が減ってくると空腹感ではなくてお腹の圧迫感が出て来て、そうなったらお腹に少しモノを食べると何とか治まる。 匂いや味にことに敏感で、面白いことに豆腐やうどん、餅などに添加物、つまり防腐剤などが少しでも使われていると敏感に嗅ぎ取れたり味をかぎ分けることが出来る。

 日本の政治は日本新党細川護煕首相の頃、少しは流動化していたがその後自民党公明党が連立を組むようになって以来再び停滞した。 国民が不安定な流動化よりも安定を求めた結果だろうと思う。 しかし、安定化は現状を維持し安心できる半面変化がなくて面白くない。 それでなくても日本の政治は当時ですら10年遅れていると言われていたのだが、その後その遅れはどれだけの長さになっているのか・・・
 今年は政界の再編の年と言われている。 すなわち既成の政党をぶち壊すような改革が起きて、政治が政党枠の垣根を越えて一気に流動化するといると言われているのだが・・・はたしてどうなるのか、今のところ世襲制となったような政治家たちがそれを一番怖がっているようにも見えるのだが。 
 そんな中にあって自民党渡辺喜美氏が麻生太郎総裁(首相)にあてに早期の衆院解散と危機管理内閣の立ち上げや、定額給付金の撤回など2008年度第2次補正予算案の修正などの政策要求を文書で提出した後の記者会見で「真摯に検討されなければ離党する」と明言したーーーとある。
 http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009010501000537.html

 渡邊喜美氏はミッチーの愛称があった故渡辺美智雄氏の息子で二世議員であるが、他の二世議員と違ってどこか精悍な顔をしているし、眼光にも鋭いものがある。 今回の彼の行動には彼の政治家としての賭けや戦略があってのことだろうと思うが、政治家がそういう独自の読みや勘のようなものを指針にして行動することを、こんな時代だからこそなおさら歓迎したい。