不調

 食事を再開して今日で3日目だが、昨日・一昨日と少々食べられたお粥が今日は朝からお腹がムカムカして全く食べられない。まさに一進一退の状態だが、少し良かったものが再び悪くなると気分が滅入ってしまう。確かに血液の中に数多く増殖したガン細胞を殺すために、その血液の中に大量の身体に有害なものを入れたのだから当然かもしれない。赤血球は半分くらいに減り、白血球はゼロになり、ヘモグロビンや血小板も危険な数値になってしまいヘモグロビンと血小板の成分輸血を受けてなんとかしのいだ。抗ガン剤はそのほか身体の各臓器、腎臓・肝臓・胃腸等にも大きな負担をかけている。幸い、一番恐れられている腎臓に大きなダメージは出なかったが、やや弱っていた胃腸にその障害が現われて身体の不調が長引いているという事だ。何とか今月中には身体が回復する事を祈るばかりである。